転勤と転属の違い

転勤と転属の違い

- 概要 -

転勤は多くの場合、引っ越しも伴って勤務地を変えることである。一方で転属は多くの場合、居住地や勤務地を変えず、所属する部署を変えることである。

- 詳しい解説 -

転勤は読んで字のごとく、「勤務地を転じること」である。勤務する建物・通勤する場所が異なる場合に用いられる。辞書的な意味としては引っ越しを伴うかどうかは定義されていないが、一般的には引っ越しを伴う意味合いが強い。引っ越しを伴わずに勤務地を変える場合は、転勤とほとんど同じ意味として用いられている「異動」と言われることが多い。

一方、転属は「所属している部署や団体を転じること」である。一般に勤務地が変わることはほとんどない。こちらも転属願い・異動願いなどと言うように「異動」と同じように用いられることがある。

両者ともに「異動」と言い換えられることがあるが、「異動」は単に「場所を変えること」という広い意味で、転勤も転属も「異動の一種」であるためである。
つまり、転勤は勤務地を異動することで、転属は所属先を異動することと言える。

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