蚊とダニの違い

蚊とダニの違い

- 概要 -

蚊は昆虫の一種で産卵を目的に、注射針のように血管から直接吸血する。一方でダニは、食事のためにはさみのようなアゴで噛み、皮下出血を起こして吸血する。

- 詳しい解説 -

蚊はハエ科カ目に分類される昆虫の一種である。羽をもっており、飛行することで移動する。蚊が吸血するのはメスのみで、注射針のような管で皮膚を刺して吸血する。その目的は産卵のためであり、食事のためではない。蚊の主食は花の蜜などの糖分である。刺された際にかゆみが生じるが、蚊の体液に対するアレルギー反応によるもので、比較的発症も治癒も早い。

ダニはダニ目ということ以上は研究が進んでおらず、その種類も2万種や50万種とも言われ定かでない。ただしその体の形状から昆虫ではないことは判明している。ダニに羽はなく、跳躍にすることで移動している。ダニは食事のために吸血するが、蚊のように血管から直接吸血するのではなく、噛みついて皮下に出血させてそれを吸う。噛まれた際のかゆみは物理的な刺激とダニの体液に対するアレルギー反応で、発症・治癒ともに蚊よりも遅い。

つまり、蚊とダニは身体的特徴と、それに伴う移動の仕方、そして吸血する目的・方法・アレルギーのスピードにも相違がある。

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