樹脂と粘土の違い

樹脂と粘土の違い

- 概要 -

「粘土」には、主成分により紙粘土、石粉粘土、油粘土、木粉粘土、樹脂粘土などがあり、乾燥や加熱することで作品を硬化させ、造形作品とする身近な材料である。そのうち、原料に木工用ボンドの主成分である酢酸ビニルエマルジョンを使用した「粘土」を‘樹脂粘土’と呼び、「樹脂」のことをいう。

- 詳しい解説 -

「粘土」は、造形作品を作るのに適した身近な材料のひとつである。構成する主成分により、紙系の紙粘土、石粉系の石粉粘土、油脂系の油粘土、木粉系の木粉粘土、樹脂系の樹脂粘土などがあり、それぞれ製作過程のかたまり具合いや出来上がり等に特徴がある。
このうち、「樹脂」とは一般的に‘樹脂粘土’のことをいう。木工用ボンドの主成分である酢酸ビニルエマルジョンが原料であり、自然乾燥により固めることができる。アクリル絵の具で彩色可能で、粘土同士であれば木工用ボンドで接着することもできるため、フェイクスイーツやアクセサリー、フィギュア等作りを手軽に大人でも楽しむことができる。‘樹脂粘土’の中でも微細な発泡スチロールを含めて容積を大きくし、軽量化したものを‘軽量粘土’と呼ぶ。なお、加熱により硬化するオーブン粘土を‘樹脂粘土’に含めて呼ぶこともある。

つまり、「樹脂」とは造形材料としての「粘土」のうちのひとつである。

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