歯垢と歯石の違い

歯垢と歯石の違い

- 概要 -

歯垢は細菌のかたまりであり、歯磨きで除去できるほど柔らかい。歯石は歯垢が石のように固まったもので、歯科の医療器具でないと、除去するのは困難である。

- 詳しい解説 -

歯垢は細菌のかたまりでプラークとも呼ばれる。白い垢状のもので、この段階であれば歯磨きやデンタルフロスを用いて除去することが出来る。歯垢は食後およそ8時間で作られている。

歯石は除去しきれなかった歯垢が、唾液中のカルシウムなどと結びつくことなどで、おおよそ2〜3日かけて石化する。歯石になってしまうと、歯磨きやデンタルフロスでは除去することが出来ない。除去するためには歯科医療の器具を用いる必要がある。また、細菌のかたまりである歯石を放置すると、歯周病や知覚過敏などになるリスクが高まる。

つまり、歯垢は柔らかいので日頃の歯磨きなど、自分自身で除去することが出来るが、歯石になってしまうと、自分自身での除去は困難かつ危険であるため、歯科医院で除去してもらわなければならなくなる。

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