ニラとネギの違い

ニラとネギの違い

- 概要 -

ニラは細く平たい葉で、ニンニクに似た独特の強い香りがある。一方ネギは、細い筒状の葉で、玉ねぎに似た強い香りを持つ。葉の形や香りも違うが、1番の違いは、加熱で香りが軽減されるのがネギで、加熱してもあまり変わらないのがニラと言える。

- 詳しい解説 -

ニラはユリ科ネギ属の葉物野菜で、広く知られているのは緑の葉ニラで、他にも黄ニラ・花ニラなどの種類がある。一般的な家庭でも多く使用される葉ニラは細長く平べったい葉の形状をしている。またニンニクのような独特の強い香りが特徴的である。

ネギもユリ科(ヒガンバナ科の場合もある)ネギ属の葉物野菜で、青ネギ・長ネギなどの種類がある。青ネギは緑の部分がほとんどで、その見た目からニラと混同されることがあるが、葉は筒状で形状は異なっている。また玉ねぎのような香りが強く、薬味などに使用される。

前述のように両者は葉の形、似ている香りの種類にちがいがあるが、調理や食事をするうえで最も異なるのは、「香りの強さ」と言える。ニラもネギも香りの成分は硫化アリルであるが、両者の成分には若干の違いがある。それはネギは加熱調理をすると強い香りは軽減されるが、ニラは加熱調理をしても強い香りはあまり変わらないという違いに繋がっている。

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