アートと芸術の違い

アートと芸術の違い

- 概要 -

アートと芸術という言葉自体には意味の違いはないが、実際には、現代生じている多様性から、格式や表現方法、何を表現するのかなどに若干の差が生じている。

- 詳しい解説 -

アートと芸術は辞書的意味に違いはない。ただし、一般的イメージには若干の意味合いの違いが生じている。

第一に、格式である。芸術には「学術的」で「古典的」な意味合いがある。しかし、アートにはそれらの意味合いはあまりない。例えば学校で「芸術鑑賞会」というものがあり、教科書にある音楽の古典、クラシックを聴いたりするが、流行りの”アーティスト”が歌うポップスなどは聴かない。

第二に、表現される対象である。人に置き換えると、芸術家は感情・インスピレーションを作品にするが、アーティストは思想・思考を作品にしている。メイクアップアーティストと呼ばれる人は「どうすれば○○に見えるか」と思考した結果をメイクで表現するが、自身の感情はとくに表現しない。絵画の芸術家は見たもの・感じたものを描くが、頭で考えたことを絵にするわけではない。

最後に、表現方法の範囲である。芸術と呼ばれるものは、絵画・音楽・芸能・彫刻など学校の科目であるような範囲であるのに対し、アートはメイク・ヘアメイク・ネイル・ポップ音楽・花、あるいは思いもよらないものを使ったりもする。アートは実に無限のジャンルがある。

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