転勤と赴任の違い

転勤と赴任の違い

- 概要 -

転勤はすでに勤務している会社を出て、勤務先を変えること。赴任は出発地はどこであれ、新しく勤務する会社に赴くこと。

- 詳しい解説 -

転勤は現在勤務している場所があり、その場所から別の場所に勤務地が変わること。所属や課が変わるだけの 「転属」のような同じ社屋の中での異動ではなく、勤務する建物を変えることである。そのため、転勤をするにはまず「勤務」していることが条件になるので、新卒の学生などが学校から入社した会社へと通う建物を変えることは「転勤」とは言わない。

赴任は新しい勤務地に来ること。必ずしも「転勤」をした後に「赴任」するわけではなく、職歴の無い新入社員でも新しく勤務する場所に赴いた場合は赴任という。ちなみに混同されやすいものとして、「赴任した後、会社で実際にやるべき仕事に就くこと」は着任という。

イメージとしては会社(建物)を出る方向に矢印が伸びるのが転勤、会社(建物)に入っていく方向に矢印が伸びるのを赴任ととらえるとよい。

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