違反と反則の違い

違反と反則の違い

- 概要 -

違反・反則ともに「決まりに背くこと」という意味であるが、反則はスポーツやゲームなどに限られた「決まり」である意味合いがやや強い。

- 詳しい解説 -

違反も反則もその言葉の広義の、辞書的意味に関してはとくに大きな違いはなく、どちらも「決まりやルールに背くこと」である。

ただし、狭義のニュアンス的意味合いに関しては、若干「決まり」の範囲に違いがある。
違反と遣われる場合は社会のルール全般を指し、「憲法違反」「法律違反」というように、法令をも含む場合がほとんどである。
反則と遣われる場合は上記の中でもスポーツやゲームなどの「競技」に遣われることが多い。また道路交通法においても用いられることもあるが、文章で遣われていることが多く、口語では違反を遣うことの方が多いように思われる。

ちなみに道路交通法などで混同される違反金・反則金の違いは、違反金が放置違反金の略称で一つの違反に対するものであるが、反則金はその他の交通法違反すべてに対するものである。

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