ライセンスとロイヤリティの違い

ライセンスとロイヤリティの違い

- 概要 -

特許などに登録された技術などを使いたいとき、その使用権利を持っている人から必ず貰わなければならないのがライセンス(使用許可)である。大抵の場合はそれに加えてロイヤリティ(使用料=ライセンス料)を支払うが、こちらは必ずというわけではない。

- 詳しい解説 -

ライセンスは承諾・許可・免許という意味である。著作権があるものや、特許取得や商標登録されている技術や商品、サービスなどを登録者以外の企業や団体が使用したい場合に取得しなければならない。すなわち使用許可である。

ロイヤリティは特許取得や商標登録されている技術や商品、サービスを、登録者以外の企業や団体が使用したい場合に支払わなければならない金銭、すなわち使用料(ライセンス料)のことである。多くはそれ相応の金額を支払わなければならないが、無料の場合もある。

ロイヤリティ無料の例が熊本県の人気ご当地キャラクター「くまモン」である。普通はくまモンのようなキャラクターデザインを使いたい場合、ライセンスを取得し、ロイヤリティを支払うが、くまモンはそれが無料であるため、ライセンス取得のみでくまモンのデザインを使うことが出来るのである。

つまり、その対象となるものを利用するために必ず必要なのがライセンス(使用許可)で、求められたときのみで良いのがロイヤリティ(使用料)である。

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