保険価格と保険金額の違い

保険価格と保険金額の違い

- 概要 -

保険金額は掛け金のことで、支払われる金額の上限になる。保険価格は新価と時価によって決められた、対象物の価値である。保険金額>保険価格の場合は保険価格が支払われる上限となる。

- 詳しい解説 -

対物保険の支払い金額に関する取り決めである。

保険価格は保険をかけているものの価値のことを指す。補償される価格べき「保険価格」は、その対象物の購入価格ともいえる新価と、新価と経年劣化によって判断された時価によって決められる。これは火災保険・車両保険などに適用されている。

保険金額は加入金額、すなわち保険をかけている金額である。これは加入者が任意に決めることが出来る。この加入金額が有事の時に支払われる金額の”上限”金額となる。

つまり、保険金額を200万円と設定し、保険価格が100万円と算出された場合、支払われる金額は保険金額の範囲内である100万円となる。また保険価格が300万円と算出された場合、支払われる金額は保険金額=上限金額の200万円となる。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?