専修と専門の違い

専修と専門の違い

- 概要 -

専修は1条校に属さない、職業に特化した教育をするが校につく区分名である。専門は専門課程を有した学校につけられる。

- 詳しい解説 -

「専修」は学校教育法で定められた1条校の区分に属さない区分をいう。専修学校は高等課程・専門課程・一般課程に分けられており、高等課程は中学卒業以上で入学資格、専門課程は高校卒業以上、一般課程は学歴・年齢不問の学校である。職業に特化した技術や知識を教育する。

高等課程は一般の高等学校に当たるもので、「高等専修学校」と呼ばれる。専門課程は一般的に認識される「専門学校」である。

これらと混同される1条学校の「高等専門学校」は、いわゆる「高専」と呼ばれるもので、「1条校の高等学校+専門学校」と一貫校になったようなものである。学習内容は「高校+短大」に相当し、具体的には農業高校・商業高校などが挙げられる。

つまり、専修は1条校に属さない学校につくもので、専門は1条校・専修学校問わず、専門課程を有する学校につくものである。

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