アディダスとプーマの創設者は兄弟〜二社が生まれた歴史

スポーツ用品界の雄・アディダスですが、アディダスの設立には少々ややこしいドラマがあります。アディダスの前身となる企業は１９２０年に靴職人の息子が兄弟で始めた「ダスラー兄弟商会」でした。ダスラー兄弟当時は存在しなかったスポーツシューズを発売してヒットを博しましたが、やがて分裂してしまいます。１９４８年に弟のアドルフが、自分のニックネームであった「アディ」と、ダスラーの「ダス」を組み合わせて「アディダス」の名前を考案したのです。アディダスのシンボルである三本線のデザインもこのとき発表されました。

ちなみに、ダスラー兄弟商会分裂後、兄のルドルフが立ち上げた会社が現在の「プーマ」
となっています。