日本では1549年から始まったキリスト教の布教活動

日本では1549年から始まったキリスト教の布教活動

歴史の教科書にも、フランシスコ・ザビエル来日のくだりなどで、宣教師という人々が登場します。ザビエルは1549年に、2名の宣教師とともに日本を訪れました。これが日本に宣教師が来た最初であり、こうしてキリスト教が日本に伝えられました。これ以降、日本には何人くらいの宣教師が来たのでしょうか?

ザビエル以降、日本には多くの宣教師が来日しています。1583年には司祭20名、修道士50名にまで増え、1593年には司祭と修道士を合わせて153名にものぼりました。彼らは布教活動に邁進しますが、江戸時代になると幕府は鎖国を行い、キリスト教の布教は厳禁されました。1640年には、ついに司祭、修道士は日本から姿を消したと言われています。