自動車に子供が乗るときの定員数の数え方

自動車に子供が乗るときの定員数の数え方

子供は体が小さいため、自動車ごとに定められた定員を大きくこえて乗っていることもありますが、このような行為は法律違反にはならないのでしょうか。

車の定員は「道路運送車両の保安基準」という規則で定められています。この規則によれば「乗車定員は、12歳以上の者の数をもって表すものとする。この場合において、12歳以上の者1人は、12歳未満の小児または幼児1.5人に相当するものとする」とされています。つまり、定員に5人と表示されていた場合には、12歳以上の人数が5人という定めであり、12歳未満の子供は3人で大人2人に相当するということです。

つまり、定員5人の車にはまず運転手に大人1人、そして残りの大人4人分に子供が6人乗れると言う事になります。