日本初のタクシー初乗り料金は3000円

日本初のタクシー初乗り料金は3000円

日本初のタクシーは1912年に登場しました。東京数寄屋橋の側に開業したタクシー自動車という会社で、T型フォード6台での開業でした。

この時の初乗り料金は、現在の貨幣価値に換算すると3000円でした。とても高いですね。そして最初の1.6qで、現在の貨幣価値でさらに3000円。そしてその後は800mごとに500円が加算されて行くと言う料金システムでした。そして深夜割増料金は400mごとに500円でした。現在からすれば考えられないほど高い値段設定だったことが分かります。

しかし、タクシーは大ヒットしました。大正中期にもなると、6台で始まったタクシーの台数は2000台に増加しました。

ちなみに、レンタカーが始まったのもタクシー開業と同じ年でした。当時のレンタカーは運転手つきの高級な乗り物で、1時間の料金は現在の貨幣価値にして25000円もとっていたとのことです。