ワインの栓のコルクには殺菌作用もある

ワインの栓のコルクには殺菌作用もある

コルクの歴史は2600年以上にも及びます、紀元前5〜6世紀のギリシャで使われるようになったのです。

なぜコルクが使われるようになったのかと言うと、コルク以上に密閉出来る栓がなかったからです。ワインボトルの口は18ミリですが、コルクの直径は24ミリであり、6ミリも差があるものを無理やり詰め込んでいるのです。コルクは弾力があるためこのようなことが可能であり、ボトルを寝かせてもこぼれることがないのです。また、コルクは殺菌効果をもった優れモノであり、ワインをカビなどから守ってくれるのです。

現在では、コルクの栓には南米のコルクガシという木から取れます。なんとコルクは、樹齢30年以上のコルクガシからしかとれない、大変貴重なものだったのです。コルクをコレクションする人もいますが、コルクがこれだけ貴重だと言う話をきけばなかなかいい趣味に思えてきますね。