コーラの名前の由来

炭酸飲料の「コーラ」の名前の由来は「コーラ」というアフリカ西部原産の樹木の種子に由来しています。「コーラ」の種子、つまり「コーラナッツ」は、ピーナッツのような種子で、カフェインやテオブロミンを含んでいます。カフェインに至っては、コーヒー豆の倍近くの含有量を誇ります。

19世紀末に、コーラナッツを原料とした飲み物が、消化をよくするとして胃腸薬のように飲まれるようになりました。これがコーラの前身です。

今でもコーラにはコーラナッツが含まれています。しかし原材料には書かれていません。これは、コーラナッツが香料の中に含まれるからです。香料の中には、コーラナッツの他にバニラビーンズなど様々な成分が入っていますが、ブレンド方法は各社の企業秘密です。