英字のABCビスケットは勉強するために作られた

英字のABCビスケットは勉強するために作られた

警察に連絡するために用いる番号である「110番」は、緊急事態でも迅速に電話が出来るように配慮して定められた番号です。しかし素早く電話をかけるためには「111」の方がはやいはずなのに、なぜ「110」なのでしょうか。

確かに今のようにプッシュ式の電話でかけるならば「111」の方がはやいでしょうが、この番号が定められた当初はダイヤル式だったため、「1」がまわす距離が最も短いということに加えて、慌てている時に一呼吸おいてかけ間違いを防ぐために、最後は遠く離れた位置にある「0」が採用されて「110」となったのです。消防車・救急車を呼ぶ番号が「119」であるのも同じ理由からです。

プッシュ式が浸透した今となっては「1」を三連打する「111」でもかけ間違いはないでしょうが、「110」で根付いているので番号が変更となることは考えにくいです。