腕時計の電池交換が自分でできない理由

腕時計の電池交換が自分でできない理由

腕時計の電池が切れた時は、時計屋で電池交換をすることとなります。自分で電池交換をするならば数百円の電池代だけで済むのですが、腕時計では特殊な道具がない限り電池のフタを開けられないようになっているのです。このため、電池が切れたら時計屋に行って、電池代の他に技術料と手数料を支払って電池交換をしてもらうこととなります。

ではなぜ、腕時計は自分で電池交換が出来ないようになっているのでしょうか?以前、服部セイコーから、電池のフタをコインで開けて自分で電池交換を出来る腕時計が発売されたことがあるのですが、電池交換に際して「自分でやると防水性も不安だし、時計を壊しそうでこわい」というユーザーが多く、結局この腕時計は製造中止になってしまったのです。

たしかに時計は精密機械なので、ホコリの混入などを防ぐために職人に任せるのが一番かもしれません。