七面鳥の顔が赤くなる理由

七面鳥の顔が赤くなる理由

七面鳥の顔の色は変色する事で知られます。カメレオンのようにころころと変わるわけではなく、興奮すると頭に血が上って顔が赤くなり、気が鎮まって冷静になると、血液が下がって薄い赤から青白い色に変わります。ちなみに、七面鳥のオスは頭が禿げていますが、色が変わるのはハゲの部分だけです。

野生の七面鳥は、年に一回くらい赤くなります。これは交尾期に興奮して赤くなるのです。メスの気を引こうとして翼を広げ、顔を真っ赤にし、鳴き声を上げながらメスの周りを回るのです。

七面鳥のメスは、人間に飼いならされてから年に何回も卵を産むようになりました。これにともなってオスも頻繁に興奮するようになり、頭を赤くする頻度もふえました。