カメレオンの色が変わる仕組み

カメレオンの色が変わる仕組み

カメレオンは周囲の色に合わせて自分の色を合わせると言うというイメージがあります。たとえば緑色の葉っぱの上にいる時には緑色、茶色の土の上にいる時には茶色になると言うように色を変えるというイメージです。

カメレオンとはもともと何色なのでしょうか。緑色のイメージが一般的でしょうが、実は透明をしています。そして透明の皮膚の下に自由自在に色を出すシステムがあるのです。

カメレオンは一般的に、自分で周囲の色を目で認識して、その色に合わせて自分の色を変えているように思われていますが、実は目で認識しているわけではありません。カメレオンは皮膚の表面で色を感じているのです。カメレオンの色は光・温度・感情の動きによって変化しています。例えば興奮すると色が薄くなり、日差しが強ければ暗めの褐色、気温が低いと灰色になるといった塩梅です。