銀行の支店と出張所の違い

銀行の支店と出張所の違い

駅の前などで、銀行の「出張所」が出来ることが多くなりました。無人の出張所は別として、銀行員のいる出張所では、普通の支店とほとんど変わらない業務内容をしています。では、出張所と支店との違いはどこにあるのでしょうか?

これは、財務省銀行局に支店登録をしているかどうかという話だけです。出張所では企業向けの輸出入用の外国為替など、一部の特殊な業務できないものの、そのほかは支店と業務内容はほとんど変わりません。

ではなぜ敢て出張所にするのかといえば、一つは財務省の規定で、「一つの銀行から半径300m以内にはその銀行を含めて支店は4つしかつくれない」ためであり、もう一つは出張所は銀行員の数が少なくて済むため、経費削減のために出張所が作られるのです。