コーヒーとコーヒー飲料と乳飲料の違い

コーヒーとコーヒー飲料と乳飲料の違い

コーヒーには、「コーヒー」と書いてある物、「コーヒー飲料」と書いてある物、「乳飲料」と書いてある物があります。言われてみればそうだと思いだしたことでしょう。

これにはきちんと理由があります。日本には「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」という決まりがあり、これによって

・100g中生豆換算で5g以上のコーヒーをコーヒー
・100g中生豆換算で2.5〜5g未満のコーヒーをコーヒー飲料
・100g中生豆換算で1〜2.5g未満のコーヒーをコーヒー入り清涼飲料水

と定められており、表記にも違いがあるのです。

そして「乳飲料」の表記は乳等省令という法律に基づいています。乳固形分を3%以上含んでいる飲料は全て「乳飲料」と表示する決まりとなっており、コーヒー牛乳なども、コーヒー豆をいくら含んでいたとしても、乳固形分を3%以上含んでいれば乳飲料になるのです。