器械体操と新体操の違い〜器械体操から独立した新体操

器械体操と新体操の違い〜器械体操から独立した新体操

さまざまな器具を使って行われる新体操は、1950年にその前身ともいえる「携帯器具を持ってする音楽伴奏団体演技」という名で行われました。バーゼルで開かれた器械体操選手権でのことでした。一昔前の漫画ではありますが、人気漫画の「タッチ」で、ヒロイン浅倉南が行っている競技でもあり、同漫画を読んだことがある人にとっては身近な存在かもしれません。

これが「新体操」という名で器械体操から独立したのは1963年になってからです。使用する器具はなわ、輪、クラブ、ボール、リボンの5つですが、なぜこの5つになったのかというと、様々な器具を用いて試行錯誤した結果、この5つが最も適当として定められたのでした。