デザートを食事の最後に食べる理由

デザートを食事の最後に食べる理由

イタリアンやフレンチなどをコースで食べると、前菜やスープ、肉料理や魚料理、リゾットやパスタ、あるいはピザとコースがすすみ、最後にケーキやシャーベットなどのデザートが運ばれてきます。なぜデザートは決まったように最後に出てくるのでしょうか。

理由は、デザートには糖分が豊富に含まれるからです。デザートを最初に食べると、それに含まれる糖分が直接胃壁に当たって糖反射という反応を起こし、胃の活動が止まってしまいます。胃の活動が止まると言う事は食事がきちんと消化されないため、食欲もなくなってしまうと言う事です。

こうなると、せっかくのコース料理も十分に楽しむことが出来なくなってしまうため、デザートは最後に運ばれてくるのです。