娘は父親に似て、息子は母親に似る理由

娘は父親に似て、息子は母親に似る理由

世間一般では「娘は父親に似て、息子は母親に似る」といわれていますが、真偽のほどはどうなのでしょうか。

遺伝学的には、これは全く根拠のない説です。ではなぜこのような説が根強く信じられているのでしょうか。これは、以下のような理由によります。

例えば息子の場合、同性なので父親と似るのは当たり前のことです。父親と似ていない場所があれば、それは母親に似たのだと解釈され、それがいつしか「息子は母親に似る」と解釈されるようになったのです。娘が父親に似ると言われるのも同様の理由からです。

このように、科学的根拠は全くないにもかかわらず、根強く信じられていることというのは意外に多いものですね。蓋を開けてみれば「なんだ、そんなことか」となりますが・・・