長時間パソコンをすると疲れ目になる理由

長時間パソコンをすると疲れ目になる理由

長時間の読書や、パソコン作業をしていると目がしょぼしょぼとしてくることがありますが、これを一般に「疲れ目」といいます。この「疲れ目」というのはどこがどのように疲れた状態をいうのでしょうか。

疲れ目のときに疲れているのは「毛様筋」です。毛様筋はめの水晶体を調整している筋肉です。本を読む時というのは、目と本は非常に近い位置関係にあります。数十センチしか離れていません。近くに焦点を合わせる時には、毛様筋を縮めて、水晶体を厚くし、焦点距離を合わせる必要があります。

つまり、本を長時間読んでいる時は、その間は毛様筋は縮みっぱなしになっているのです。この緊張を少しでも和らげようとしている状態が「目がしょぼしょぼする」状態なのです。