トライアスロンのはじまりは酒の席の冗談からだった

トライアスロンのはじまりは酒の席の冗談からだった

オリンピック競技のトライアスロンは、水泳と自転車とマラソンを一人でやりきると言う過酷な競技であり「鉄人レース」とも言われます。トライアスロンはその苛酷さとは裏腹に、ジョークをきっかけに生まれた競技なのです。  1977年、アメリカ海軍中佐のジョン・コリンズは、ハワイで部下たちと酒を飲んでいた時にある議論になりました。ハワイで行われていた3つの大会、すなわち3.84キロの水泳大会、179.2キロのサイクリング大会、42.195キロのマラソン大会のうち、どれが一番辛いかという議論です。なかなか結論が出なかったので、コリンズ中佐は冗談で

「3つの競技を全部まとめてやったらわかるじゃないか」

すると部下たちは盛り上がったため。中佐も引っ込みがつかなくなり、1978年2月に第一回トライアスロン大会が開催されたのです。

当時のトライアスロンは水泳3.9キロ、マラソン42.195キロ、自転車180.2キロというもので、優勝記録は11時間46分58秒でした。現在の公式設定では、水泳1.5キロ、自転車40キロ、マラソン10キロと定められています。