バタフライのドルフィンキックの考案者は日本人

バタフライのドルフィンキックの考案者は日本人

バタフライは元々平泳ぎの一種でした。昔は平泳ぎの規定が「手足が左右対称に動いていること」という規定しかされていなかったため、ドイツのラーデマッヒェルという選手が手はバタフライで足がカエル泳ぎという泳ぎ方を開発して、1928年にオリンピックに出場したところ、平泳ぎよりも速かったのです。そのことからこの泳ぎ方を真似する選手が続出したため、1954年にバタフライが独立種目として認められることとなりました。

今のバタフライの形、つまり足がドルフィンキックのバタフライを編み出したのは日本人の長沢二郎です。彼はひざを痛めたことからドルフィンキックを編み出し、世界新記録を更新したのでした。