ルームランナー発祥の地と歴史

ルームランナー発祥の地と歴史

1953年、ルームランナーがアメリカで発売されました。室内でもランニングが出来ると言う事は、それまでの「ランニングは外でするものだ」という概念を打ち破る、衝撃的なトレーニングマシーンでした。日本へは1976年にはいってきています。

しかし、実はこの画期的な機械は、原形は囚人への拷問器具でした。当時は踏み車と言われるものでした。大きな筒の外側にステップがついており、囚人は手すりにつかまってステップを踏みます。しかし筒は回転するので、延々と歩くことになると言うものです。

イギリスの囚人は、16歳以上であれば必ず踏み車をさせられていました。踏み車は20世紀に旧監獄法が廃止されるまで使われ続けました。