ラグビーのトライの点数が5点の理由

ラグビーのトライの点数が5点の理由

ラグビーのルールで、トライによる点数は次第に大きくなっています。1971年には3点から4点になり、1992年には4点から5点になっています。さかのぼれば1890年代にはトライは1点でした。

当時のラグビーでは、得点の配分はトライが1点、トライ後のゴールが2点、ペナルティーキックが2点、ドロップゴールが3点という配点でした。なぜトライが1点だったのかと言うと、ラグビーの目的はゴールする事であり、トライはゴールを狙う権利を得ることに過ぎないとされていました。

こうなると苦労してトライを取るよりも、相手の反則を誘ってペナルティーキックを獲得した方が有利になります。こうしてラグビーはどんどんつまらなくなって言ったため、ラグビーの面白さを取り戻すためにトライの点数が高くなっていったのです。