おならが爆発して死亡した人がいる〜おならは燃える

おならが爆発して死亡した人がいる〜おならは燃える

おならはまぎれもなく「ガス」です。おならの主成分は窒素、二酸化炭素、メタン、水素、酸素であり、微量な成分も含めると約400種類もの物質によって構成されています。

メタンや水素は燃えるため、おならも燃えます。燃えるどころか爆発の危険さえあります。実際におならの爆発によって死人も出ています。 

1978年、デンマークで腹部の手術を受けていた青年がおならによって死亡しています。電気メスの熱でおならが爆発したのです。

日本でも1969年に、東京の大学病院で大腸の手術を受けていた女性が、電気メスの熱でおならが爆発するという事故がありました。幸いにも女性は助かっています。

おならの爆発事故の件数は世界で10件を越えます。そのうち2件は日本で起こっています。