頭蓋骨をビールジョッキにしていた時代がある

頭蓋骨をビールジョッキにしていた時代がある

バイキングは、8〜11世紀にかけて、ヨーロッパの海を荒らしまわった海賊国家です。バイキングの人々は非常にビールが好きであり、彼らがビールを飲む時には、殺した敵の頭蓋骨をジョッキ代わりにしてビールを飲んでいました。

昔は頭蓋骨は神秘的なものとして扱われていたようです。例えばドイツでは、頭の良い人の頭蓋骨でビールを飲むと頭が良くなるとされ、これが実践されていたといいます。また、英語の「skoal(乾杯)「skulle(頭蓋骨)」が語源だといいます。

これは西洋に限った事ではなく、日本でも例があります。かの織田信長です。信長は、戦で破った浅井長政と長政の父である久政、そして朝倉義景の頭蓋骨で杯を作り、これでお酒を飲んだといいます。