金メダルの素材は銀メダルに金メッキを施したもの

金メダルの素材は銀メダルに金メッキを施したもの

「オリンピックの意義は参加する事にある」というのが理念なのですが、順位がつく以上、誰もが一位を目指そうとするのは当然のことです。そして、一位に贈られる金メダルが最も価値あるものとするのも当然のことです。

ただし、金、銀、銅のそれぞれのメダルを純正にすると、価値に差がつきすぎてしまいます。なにしろ純正の金で金メダルを作ると、純正の銀メダルの100倍以上の価値になってしまうのです。そのため、金メダルは純金ではなく、銀メダルに金メッキを施したものとなっています。

ちなみに、メダルの大きさや素材には明確な規定があるため、大会ごとにメダルの価値が変動する事はありません。あくまで、「一位に贈られるものか」もしくは「二位に贈られるものか」ということから価値の差が生まれているのです。