チドリが語源・由来の千鳥足〜チドリの歩き方

チドリが語源・由来の千鳥足〜チドリの歩き方

酔っぱらいがふらふらしながら歩くことを、鳥のチドリの歩き方に例えて「千鳥足」と呼びますが、鳥のチドリはなぜ酔っ払いのようにふらふらと歩くのでしょうか。

ふつうの鳥には前に指が3本あり、後ろに1本の指があります。合計4本の指を持っているのです。しかしチドリには指が3本しかありません。体重を支えるための後ろ指がないのです。このため歩くときにふらふらとしてしまうのです。

また、チドリはふらふらと歩きながら、途中でエサを見つけたならばそれをついばみながら歩きます。このため、エサを探すために、前に出した足で地面を探りながら歩きます。

このように歩く姿がふらふらとした酔っぱらいのようなので、千鳥足という言葉が生まれたのです。