でたらめの語源はサイコロ

でたらめの語源はサイコロ

でたらめという言葉があります。でまかせや、あてにならないことを指していう言葉ですが、これの語源は何なのでしょうか。

この語源はサイコロにあります。サイコロで博打をしていると、何とか自分の目を出したいと誰もが思うものです。しかし1を望んでもその目がでる確率は6分の1であり、思うようにはいかない。つまり、さいころの目の出方は運任せであり、全くの当てにならないものなので、「でたらめ」というようになったのです。そして意味は派生し、でまかせという意味でつかわれるようになったと言われています。

ちなみに、でたらめを漢字で書くと「出鱈目」とかきますが、これこそでたらめな当て字なので、魚の鱈とは全く関係ありません。漢字を用いて書くならば「出たら目」と書くのが適当であると思われますが、今の処国語辞典にそのような記載はありません。