なぜ?左利きのことをサウスポーという理由・語源・由来

なぜ?左利きのことをサウスポーという理由・語源・由来

左利きのプレイヤーのことを「サウスポー」といいます。野球やボクシングでは特によく使われる言葉です。サウスポーは野球から生まれた言葉です。

「south」は「南」であり、「paw」は「腕」ですから、直訳すると「南の腕」となります。この言葉を作った人物は新聞記者であり、二つの説があります。「シカゴニュース」のピーター・ダーン、もしくは「ヘラルド新聞」のチャールズ・シーモアが作った言葉であるとされています。この新聞記者がシカゴ球場で野球観戦をしていた時に生まれたのでした。

当時のシカゴ球場では、太陽光線がバッターの目に入ってバッティングに影響がでないように、打者が東を向くように建てられていました。ということはセカンドが東、ホームが西、ファーストが南、サードが北となります。この時、左投げの投手が振りあげる腕はファースト、つまり南に向くので「southpaw」と呼ばれるようになったのです。