閉経後、女性は骨粗しょう症になりやすい(原因と予防)

閉経後、女性は骨粗しょう症になりやすい(原因と予防)

閉経した女性は骨粗鬆症になりやすいとされます。骨粗鬆症は骨密度が低下するために起こる疾患ですが、骨密度が低くなるのはカルシウムが不足するからです。

女性は閉経すると、女性ホルモンの一種でありカルシウムを蓄える機能があるエストロゲンが分泌されなくなるため、骨粗鬆症が増えるのです。男性もエストロゲンが分泌されませんが、もとからカルシウムを蓄えるような体の仕組みをしているため、骨粗鬆症になりにくいです。

閉経した女性は、骨粗鬆症にならないために食品からカルシウムを摂る必要があります。しかし、カルシウムは吸収されにくいミネラルであるため、食品からの吸収率は50%未満です。カルシウムの吸収率を高くするためには、ビタミンDを一緒にとると吸収率を高くすることが出来ます。イワシ、酒、ウナギ、卵黄などがおすすめです。