第三セクターの問題点

第三セクターの問題点

第三セクターというものが1980年代から増加してきました。ではこの第三セクターとは何なのでしょうか。

第一セクターは国や地方公共団体のことであり、第二セクターは民間企業のことです。そして第三セクターとは、国や地方公共団体と民間企業が協力して、地方の開発事業のために共同で設立した事業体のことです。

第三セクターにはいい面と悪い面とがあります。いい面とは、決められた予算にとらわれないこと、民間からも資金を募ることが出来ること、このことによって公共事業よりも多額の資金調達ができることです。その上、民間が入っていることでお役所仕事のような非効率なことが起こりにくいのです。

悪い面は、お役所と民間の悪い面が集まることもあるということです。つまりサービスが悪いというお役所と、利益に奔るという民間の悪い面です。これによって結局倒産してしまう第三セクターが後を絶ちません。