日本地図の製作費用は80億円

日本地図の製作費用は80億円

インターネットを開けば地図は簡単に入手できる時代となりましたが、実際には地図を作るのには多大な労力とお金がかかっています。

地図の作成はヘリコプターで空中から連続撮影した写真を用いて、重複部分を重ね合わせて行くことから始まります。このときには現地に赴いて地上測量を行い、基準点同士の間の距離を測量し、これを基準として重複部分を調整していくことで複数の写真に写った領域を正しく連続させていきます。

このとき基準点には、建物の角や道路の白線を用います。山などで目印になるものがなければ、対空標識という標識を設置します。

こうして写真を撮影して行き、その写真を図化機にセットし、道路、河川、家屋などを描いていきます。これをもとに徐々に精細な図が出来ていくのです。

25000分の1の地形図を描くのにかかる費用は200万円くらいです。日本全国を網羅するためには、なんと80億円以上の費用がかかるのです。